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ひとあしひとあし前へ
四六判 239頁 978-4-7592-2163-3
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「為政者が公然と進める反(非)道徳(違憲の戦争法の強行採決、武器輸出、原発再稼働、沖縄の弾圧……)に対決すること抜きに、どうして子どもたちに道徳を語れようか。貧困の中で生きている六人に一人の子どもたちに、貧乏を認識させなければならない。社会の仕組みを教えなくてはならない。声を上げ、行動を起こしていくことの正当性を自覚させていかなくてはならない。そして何よりも、困難を背負い、教室の中で最もさみしい思いをしている子に寄り添い、出口を見い出せる実践が進められなければならないのだと思う。」(「おわりに」より) 本書は、埼玉県下の中学校の教員として、部落差別や人種差別、あるいは貧困のなかで苦しんでいる多くの子どもたちと真摯に向き合い、解放教育・人権教育に取り組んできた著者の37年間の軌跡を記す。 |
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●もくじ
【著者略歴】 岩崎 正芳(いわさき まさよし) 1957年埼玉県生まれ。埼玉県公立中学校教員。
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